一大仕事

今朝、スノーボードを持っている、タイ人の学生グループを見かけた。

これから雪山に行くらしい。

 

そっか、タイ人も日本でスキーやスノーボードするんだね。

私自身、ウインタースポーツが苦手なので、、

冬にアウトドアに出かける人たちを見ると、熱心だな、と思う。

 

今は、海外からスキーのために訪日する外国人が増え続けている。

 

はたと思った。

白馬もニセコも、その魅力を海外に発信したのは、外国人だった。

 

日本人よりも、外国人の方が、積極的に、日本の良さを発見しているのだろうか。

 

これは、江戸時代から同じだったな。

外国人が見た日本を、世界に伝えてくれたりした。

 

山に関していえば、日本アルプスだって、軽井沢だって、

そのアイデンティティーを掘り起こして、

ステイタスをつくってくれたのは外国人だった。

 

でも、日本人だって、日本の社会文化を海外に伝えている。

 

私は裏千家茶道の稽古をしているから思うところがあって、

歴代のお家元の志によって、裏千家は海外にお茶の精神を伝えている。

 

私は、岡倉天心の「茶の本」を、日本語も英語版も何度か読んだけれど、

この色褪せない名著で、かつ世界に大きな影響を与えた茶道本を書いたのは、

岡倉が40歳ごろのことだったのではないか。

 

はたまた、世界各地の日本人が、その土地の歴史や文化に一石を投じて活躍されていたりもする。

漫画家のヤマザキマリさんらが、そうだろう。

 

異文化に何かを伝えるというのは、

人生をかけて取り組む一大仕事なんだと思っている。